最近は街中でもサングラスをかけている人をよく見かけるようになりましたね！紫外線対策にはサングラスは必須アイテムですよね。
でも紫外線対策のサングラスの効果は？UV４００って何？などサングラスの疑問についてお伝えします。
サングラスの一番の効果って？
紫外線は季節や日差しに関係なく、一年中降り注いでいます。実は紫外線は曇りの日・雨の日・冬でも私たちの肌や目に届いているんです。
紫外線が目に入ると角膜がダメージを受けてしまいます。紫外線によって角膜がダメージを受けると様々な影響を及ぼしてしまいます。また、目が日焼けしてしまうことによって、肌も日焼けをしてしまうという驚きの実験のデータもあるんです。
目の紫外線対策のためには、UVカット効果のあるサングラスやメガネをかけるのが一番の対策になります。ただ、目の紫外線対策にはサングラスが良いといっても、どのサングラスでも紫外線対策になる！！というわけではありません。
きちんとUVかっと効果のあるサングラスを選ぶことが大切になります。
UVカット効果のあるサングラスのい効果は、目の紫外線対策はもちろんですが、目の周辺の肌への紫外線を軽減してくれる効果もあります。
この効果によって、角膜へのダメージや目の病気、目の周辺の肌のシミやシワを防ぐことにつながります。同時に身体全体の日焼けを防ぐことにもつながります。
肌が直接紫外線を浴びなくても、目が紫外線を浴びることによって脳が反応し、メラニン色素を発生して肌が黒くなるということが最近わかったからです。
ということは、肌に日焼け止めを塗っただけでは身体の紫外線の対策は不十分で、目への紫外線の対策も重要だということなんです。
UVカット率と紫外線透過率ってなに？
色の濃いサングラスの方が紫外線の対策になると思っていませんか？実は、サングラスの色は紫外線の対策には関係がないんです。
なぜかというと、眩しく感じることと、紫外線を通すことは全く別のことだからです。
紫外線の対策でサングラスを選ぶ場合には、UVカット効果のあるサングラスを選ぶようにして下さい。UVカットの効果のあるサングラスには紫外線を遮る加工がされているからです。
サングラスのUVカットの加工方法には、レンズの表面にUVカット効果のあるコーティング剤を塗ってあるものと、レンズの材質に紫外線吸収剤の成分が練り込まれているものの２種類があります。
UVカットの加工されているサングラスには「UVカット率」や「紫外線透過率」の表示がされています。
「UV３８０」や「UV４００」といった数値で表示されているサングラスもあります。
紫外線透過率とは？
紫外線透過率とは、どれくらいの紫外線を通すかを表しています。UVカット率も同じ意味なんです。
例えば、紫外線透過率１.０％以下と書かれているサングラスは、９９％以上の紫外線をカットするサングラスなんです。紫外線透過率５％以下と書かれているサングラスは、９５％以上の紫外線をカットするサングラスなんです。
紫外線透過率は、数値が低ければ低い程いいということなんです！
UV４００とは？
紫外線カットの効果のあるサングラスには、UVカットの効果が「UV３８０」や「UV４００」という数値で表示されているものもあります。
地球の地表に届く紫外線は２種類あります。それぞれの波長は以下の通りになります。
UVA【紫外線A波】： 波長３１５nm～３８０nm
UVB【紫外線B波】： 波長２８０nm～３１５nm
UVAとUVBとでは波長の数値が違います。
UVAは太陽光線の約９０％をしめる紫外線です。肌の奥まで届きシミ・シワやたるみの原因になります。
UVBは太陽光線の約１０％をしめる紫外線です。UVBはエネルギーが強く肌が赤くなるサイバーンなどの皮膚の表面に影響を与えます。
UV４００というのは、波長４００nmまでの紫外線をカットできる、という意味になります。
UV３８０というのは、波長３８０nmまでの紫外線をカットできる、という意味になります。
一般的には、UV４００の表示のあるサングラスで紫外線カット率は９９％、UV３８０の表示のあるサングラスで紫外線カット率は９０％とされています。
紫外線の対策でサングラスを選ぶ場合は、UV４００以上の表示があると安心です。UVカット加工のサングラスの中にはUVBしか防がない低い数値のものもあるので、表示は必ず確認して下さい。
まとめ
UVカットの効果のあるサングラスは、目の健康・肌の美容の両方の点で効率よく紫外線から私たちを守ってくれます。ただ、どんなに性能が良いサングラスでも隙間から紫外線が入ってきてしまいますので、１００％紫外線を防ぐことはできないのです。
帽子や日傘などを併用して、上手く紫外線の対策をして下さいね！