うなぎの栄養を最も効果的に摂取する食べ方とは?
今日も暑かったな~...最近夏バテ気味で体力も落ちてきたし、どうもやる気も出ないし身体も重いな~...
そんな時に思い浮かぶ、夏バテ予防の食材といえばうなぎですよね!
甘いたれで香ばしく焼かれたうなぎのかば焼きと、甘いたれの絡んだご飯!!想像するだけで元気が出てきそうですよね。
うなぎといえば、夏バテの予防の代表的な食材みたいになっていますが、その理由ってみなさんはご存じですか?
うなぎが夏バテに良い理由って?
なんで、うなぎは夏バテに良いのでしょうか?その理由はわからないまま、何となくうなぎは夏バテに良い食材だ!!と思って食べている方も多いと思います。
実際は、うなぎはカロリーの高い食材ですから、夏バテに効果的な食材だというふれこみだけで、やみくもに食べるのは考えものです。
では、うなぎが夏バテに効果がある食材だとされる根拠はなんなんでしょうか?
夏の暑い時によく食べる食べ物といえば、そうめんや冷奴・冷麺や酢の物などのあっさりしたものや、アイスやかき氷などのおなかを冷やす食べ物が多くなりますよね。
食欲があるうちはまだ大丈夫なのですが、夏バテで食欲がなくなってきたら要注意です!!
夏は身体を冷やすためにどんどん汗をかいてしまいます。汗と一緒に身体に必要な栄養成分もどんどん出ていってしまうので、自分では気が付かないうちに身体は栄養不足になってしまうことで夏バテを引き起こしてしまうんです。
そこで、うなぎの登場です!
ビタミンA・ビタミンB・ビタミンD・ビタミンE・ミネラル・タンパク質などの、夏バテを解消してくれる栄養素がうなぎには多く含まれているんです。
暑い日だからといって、あっさりした食べ物ばかりだとカロリーも不足しますし、身体に必要な栄養素も足りなくなってしまいます。そんな時にうなぎを食べて身体に必要な栄養素を取り入れることで身体の不調も解消できるんです。
という訳で、うなぎは夏バテの予防に良い食材なんです。
うなぎの効果的な食べ方って?
うなぎは身体に必要な栄養素が豊富です。でも他の食材をプラスすることで、もっと栄養素を高めることができるんです。
食物繊維・ビタミンCをプラス
うなぎは身体に必要な栄養素を多く含んでいますが、唯一、食物繊維やビタミンCが不足しています。うなぎの栄養素をもっとバランス良く摂取するために、食物繊維やビタミンCたっぷりの夏野菜や果物を取り入れてみて下さい。
夏野菜や果物の中でもお勧めなのが、ゴーヤ・かぼちゃ・ピーマン・アセロラ・オレンジです。サラダやフルーツをうなぎと一緒に組み合わせてお口をさっぱりさせつつ、うなぎを美味しく食べて下さい。
せっかくの美味しいうなぎですから、美味しさと一緒に栄養バランスもしっかりと取れれば夏バテに効果的です。
ビタミンB1をパワーアップ
うなぎに含まれているビタミンB1は、夏バテを解消させるためには重要な栄養素です。ビタミンB1を効果的に身体に摂取するにはどうしたらいいのでしょうか?
お勧めはタンパク質との組み合わせです。手軽に使える食材の中では卵がお勧めです。また、ネギ・にんにく・にらをうなぎと一緒に食べると身体に栄養素が吸収されやすくなります。
うなぎを適当な大きさにカットして、ニラやネギを炒め合わせて、最後に卵でとじるうなぎ丼がお勧めです!!柔らかな口当たりの卵とうなぎは相性抜群ですから、美味しさも抜群です。
スタミナたっぷりのうなぎ料理で夏バテを解消して下さい。
山椒も忘れず一緒に!
昔からうなぎのお供といえば山椒ですよね。もしかして山椒をかけずに、そのままうなぎを食べていませんか?
山椒をかけずに、そのままうなぎを食べているとしたらもったいないです。実は、山椒は漢方薬にも使われているものなんです。
お腹を壊しがちな夏に山椒はピッタリです。山椒は胃の調子を良い状態に戻してくれますし、殺菌作用もありますので、食あたりしやすい夏に取り入れるのは最高です。
山椒の香りでうなぎの美味しさが引き立ちますから、美味しくうなぎを食べる点でも必要なのですが、それと同時にうなぎの臭みを消したり脂っこさを軽減してくれる役割もあります。
山椒は苦手...という方も結構いるみたいですが、試しにうなぎにかけてみると意外に美味しいかも!!ぜひ山椒を活用してみてください。
まとめ
うなぎは栄養素がとても豊富で夏バテ予防に最適な食材です。うなぎを1回食べただけで夏バテをしないという訳ではありませんが、夏に不足しがちな栄養素がうなぎには多く含まれています。
食物繊維やビタミンCを他の食材で補則しつつ、ぜひ、この夏にはうなぎを食べてみてはいかがでしょうか!